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おんた家からのお知らせ
小鹿田焼の里 国の「重要文化的景観」に
2010年01月09日
小鹿田焼専門店おんた家をご覧いただきありがとうございます。
情報は古いですが・・・
小鹿田焼のことをもっと知ってもらいたいと思い過去に雑誌や新聞に取り上げられた情報をここで不定期的ですがお知らせしていきたいと思います。
2007年05月02日掲載 『大分合同新聞』より抜粋
日田市は国指定重要無形文化財「小鹿田焼(おんたやき)」の里として知られる同市源栄町皿山を中心とする小鹿田地域の景観の文化的価値を、本年度から国の補助を受けて調査する。文化的価値が高い景観を文化財として保護するために国が設けた「重要文化的景観」の選定を目指す。国の予算措置を受けて選定に向けた調査をするのは県内で日田市が初めて。
小鹿田焼は「飛びかんな」や「はけ目」を特徴的な技法とする陶器。江戸中期に筑前の国小石原から陶工を招いて始まり、三百年余りにわたって当時の技法を受け継いでいる。
小鹿田焼の里の皿山(十四世帯)には、小鹿田焼同業組合(小袋定雄組合長)の窯元十軒が連なる。集落を縫って走る道沿いには、水力を利用して陶芸用の土を砕く唐臼(からうす)や登り窯など昔ながらの技法を伝える光景が広がっている。
調査は本年度から三カ年計画で、皿山のほか隣接する四世帯の池ノ鶴集落の棚田や周辺の山を含む約二百四十ヘクタールを対象に実施。自然景観や土地利用、小鹿田焼の歴史や景観の重要な構成要素などを調べる。調査に基づいて保存計画を策定し、土地所有者の同意を経て国に選定の申し出をする。
小袋組合長は「昔の形で続けてきたが、皿山の景観も少しずつ変わっている。これ以上変わらないためには何らかの歯止めが必要だと思う」と話している。
あすから5日まで「小鹿田焼唐臼祭」
日田市源栄町皿山の小鹿田焼(おんたやき)の里で三日から、小鹿田焼唐臼(からうす)祭が始まる。小鹿田焼同業組合が主催し五日まで。
焼き物用の土や釉薬(ゆうやく)用の灰を細かく砕く唐臼にスポットを当てたイベント。期間中に来場者が撮影・応募した唐臼の写真から各窯元が一点ずつ選び、一万円相当の小鹿田焼を贈る。イベントのために窯元が焼いた器の即売や、けりろくろ体験もある。
組合員の小袋道明さんは「窯から出したばかりの豊富な器の中から選べます」とPR。
これからも小鹿田焼を宜しくお願いいたします。