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おんた家からのお知らせ
『小鹿田焼の里』は重要文化的景観です。
2010年02月20日

小鹿田焼専門店おんた家をご覧いただきありがとうございます。
文化庁のホームページから重要文化的景観のページを抜粋してきました。
小鹿田焼の里の他には・・・
・宇治の文化的景観(京都府宇治市)
・近江八幡の水郷(滋賀県近江八幡市)
・一関本寺の農村景観(岩手県一関市)
・アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観(北海道沙流郡平取町)
・遊子水荷浦の段畑(愛媛県宇和島市)
・四万十川流域の文化的景観 源流域の山村(高知県高岡郡津野町)
などが選定されています。
平成21年12月1日現在,重要文化的景観として15件が選定されています。
小鹿田
平成20年3月28日選定
日田市の最北端,大分県と福岡県との県境に位置する小鹿田皿山・池ノ鶴地区は,北に英彦山を控え,耶馬日田英彦山国定公園の南西部を占める地域である。日田市北部を南流する小野川の源流の一つである大浦川及び五色谷川が形成した狭隘な谷地において両地区は形成され,水・土・木といった地域資源を巧みに利用した生活・生業が営まれてきた。皿山地区では,当地で採取される陶土を利用した小鹿田焼の生産が行われる。「唐臼」と呼ばれる陶土を粉砕する施設は河川の水力及びアカマツなどの木材を活用したものであり,窯焼きの燃料には周辺で産出される杉材が用いられる。池ノ鶴地区では,急峻な斜面地に当地に分布するプロピライト(変朽安山岩)を利用した石積みの棚田が形成され,「除け」と呼ばれる独特の水利システムによって営農が継続されているほか,シイタケ生産や杉材を活用した薪炭材生産が行われる。「小鹿田焼の里」は,英彦山系を源とする大浦川及び五色谷川によって形成された狭隘な谷間で営まれる,水・土・木等の資源を活かした窯業や農業といった生業が,当地における生活の在り方を示す重要な文化的景観である。
1995年(平成7年)には小鹿田焼の陶芸技法が国の重要無形文化財として指定されれています。
日本の大切な財産です。
みんなで守っていきたいものです。