おんた家からのお知らせ
重要文化的景観 追加選定
2010年02月27日
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【重要文化的景観 追加選定 日田市・小鹿田焼の里の山林 「自然と文化が一体」】
日田市の小鹿田焼の里一帯の山林(約225ヘクタール)が11日、文化庁の重要文化的景観に追加選定される見込みとなった。すでに同様の選定を受けている皿山、池ノ鶴両集落(約14ヘクタール)の窯業や農業をはぐくむ水、木、土を生み出している山林である点が評価された。
選定されたのは、耶馬日田英彦山国定公園の南西部の一角。山林は主にスギやヒノキで、小野川の源流である大浦川、五色谷川が流れ、焼き畑や林業の場となってきた。木材は窯焼きの燃料に使われ、土は陶土に、川は棚田や陶土を砕く動力となり、「自然と文化が一体化した地域特有の景観」をつくりだしてきた。
日田市は景観の保護を進める方針。小鹿田焼同業組合の坂本義孝組合長(58)は「小鹿田焼にとって周辺の山林は欠かせず、今後も守り続けたい」と話していた。
2009/12/12付 西日本新聞朝刊より抜粋